パッケージに関する基礎知識
Cはシアン=青色か紺色、Mはマゼンダ=赤紫色、Yはイエロー=黄色、Kはブラック=黒の4色を利用した混色方法で、色が混ざるほど、暗くなり、黒に近づいていきます。これを「減法混色」といいます。このため、データ入稿される場合は、必ず印刷用のCMYKカラーモードに設定してください。異なるカラーモードで作成した場合、最終的な出力先に合わせて、色の変換を行ってください。通常印刷をする場合、CMYKで作成されたデータが望ましいです。
注意:お客様から頂いたデータは印刷を行うまえに、必ず確認させていただいています。異なるカラーモードで作成した場合、CMYKカラーモードに変換してください。色を変換する方法や設定は、我々がお教えいたしますので、ご安心ください。
PMS(パントンカラー)とは、色番号が付いた包括的な色見本帳のことです。PMSパントンの色見本帳は、印刷会社が色を検索したり、取引先と一致する色を再現するため、色々な商品に広く使われています。
DIC(デイックカラー)とは、DICグラフィックス株式会社が製造、販売している特色インキのことです。
特色インキは印刷条件に左右されず一定の色を再現したい場合などに用いられます。
DICカラーガイドを見れば、必要な色を番号別で選べて、正確に色を再現することができます。
なお、特色PMSやDICカラーをご使用の場合は、別途追加料金が必要となりますので、ご了承ください。
本発注前にサンプルが欲しいというご要望にお応えして、弊社は;
1.無地箱(印刷なし)
2.デジタル印刷の図面(校正用)
3.無地箱のサンプルカットを作成いたします。
サンプル代金ですが、実際にお客様のご商品の規格、サイズ、印刷加工の有無などによって、異なりますので、本発注前にサンプルをご希望の方は、弊社の営業スタッフにお問い合わせいただければ、幸いです。
正式にご発注をしていただいたのち、弊社のデザイナーがご商品の特性に合わせて、オリジナルパッケージのデザインをもとに図面テンプレートを制作いたします。それから、お客様に図面テンプレートをお送りします。
デザインデータをお持ちのお客様は、AIかPDFを使って、メールにて弊社の担当者にお送りください。なお、メールには添付できない大容量なデータは、Wetransfer、Google Drive、Dropboxのどちらかをお使いになって、担当者にお送りください。
お客様から頂いたデータは、弊社のスタッフが確認した後、FDFで再度お客様に送らせていただき、お客様の方で添付漏れがないかなど、不備がないように、十分にご確認してください。我々はお客様のデザインデータを修正することは致しません。すべてお客様の方にお願しております。
画像データの解像度は高ければ印刷効果がよくなります。低い解像度のデータで印刷すると仕上がりがぼやけたり、ぎざぎざした粗い感じになってしまいがちです。
JPG、PNG、TIFFを使った画像データで最低解像度は200dpi以上、できれば300pdiの方が印刷効果が良いです。すべての発注に対して、弊社は最終的にPDFでデザインデータをお送りし、ご確認をお願いしております。もしお客様の画像データの解像度が200pdi未満でしたら、担当者がお知らせをさせていただきます。
なお、印刷で色の再現効果がご心配の場合は、本生産前の本機校正をお勧めします。
モニターの色と実際のパッケージに印刷した時の色は少し異なります。その理由は、モニターに使われているのはRGBカラーで、一方プリンターには四色CMYKカラーが使われている故です。さらに、紙板の種類によっても、印刷効果が異なります。例えば、クラフト紙やコートボール特殊白板紙などです。
厳密に色の再現を求められる場合は、本紙にての本機校正をお勧めいたします。
完成品の色はどうかというご心配がございましたら、本生産の前に一度本機で実の紙を使って印刷したものをご確認することができます。特に大ロット発注で色の再現が気になるお客様は、本機校正を通して、完成したパッケージを隅々までお確かめください。
紙箱、段ボール箱の保管に関しては、以下のような方法をお勧めします。
基本的に直射日光を避け、涼しく、湿度の低い場所で保存してください。紙の多孔構造により、長期間湿度の高い所に置くと箱が劣化したり、カビを生やしたりする恐れがあります。
また、箱が長期間直射日光にさらされるとインクの分子が破壊され、色が飛んでしまいますので、必ず水場から遠ざけて、乾燥したきれいな所で保管しましょう。
さらに、箱が曲がったり、折れたりしないように、平らな所に置く必要があります。
弊社のホームページに掲載している箱以外の箱のデザインは、オーダーメイドで承っております。経験豊富なベテランデザイナーはお客様のご希望に応じて、どんな形状のパッケージも設計、企画、製造可能です。
オリジナルパッケージのデザインを行う前に、メールで「お問い合わせフォーム」を送らせていただきます。お客様はそれにご希望内容をご記入してください。その後、担当スタッフはさらに詳しい内容を伺うため、ご連絡をさせていただきます。
1. ハイグロス
ハイグロスはグロスニスより光沢がやや強いです。
2.グロスニス
水性ニスとも言えます。表面に光沢があり、広範囲や濃いインクなどの物を印刷する際に紙を保護することができますので、おススメの印刷方法です。
3.マットニス
グロスPPやマットPPなどの膜に接着剤を塗布し、印刷物と熱圧着し張り合わせ、それから専用に溶剤を使うことで光が反射しない効果が出ます。
ハイグロス=一番光沢があるもの
グロスニス=光沢があるもの
マットニス=光沢がないもの
よくある質問